Windows 11、エクスプローラーの「PC全体検索」を高速化へ。This PC検索をインデックス方式に変更
Microsoftは2026年9月11日、Windows 11 Insider Previewの最新ビルドで、エクスプローラーの「This PC」検索をインデックスベースへ変更すると発表しました。PC全体からのファイル検索を高速化し、ホーム画面からの検索と挙動をそろえる狙いです。
KX3ニュース|2026年9月13日
Microsoftは9月11日、Windows 11 Insider Previewの最新アップデートで、エクスプローラーの「This PC(PC)」から行う検索をインデックスベースへ変更すると発表しました。Microsoftによると、これによりPC全体を対象にしたファイル検索が「大幅に高速化」され、エクスプローラーのホーム画面から検索した場合とも一貫した挙動になるとしています。
ポイント: これまで待ち時間が長くなりやすかった「PC全体から探す」検索を、Windows Searchのインデックスを活用する方式へ寄せることで、ファイルを探す操作そのものを速くする変更です。ただし、現時点では一般向けWindows 11ではなくExperimentalチャネルでのテスト機能です。
「This PC」からの検索がインデックス方式に
Windows 11のエクスプローラーでは、フォルダー内だけでなく「This PC」を選択してPC全体からファイルを探すことができます。一方で、検索範囲が広いほど結果が出るまで時間がかかることがあり、特にファイル数の多いPCでは待ち時間が気になりやすい部分でした。
今回Microsoftが発表した変更では、この「This PC」検索をindexer-based、つまり事前に作成された検索インデックスを利用する方式へ切り替えます。Microsoftは、これにより検索がより高速になり、エクスプローラーのホーム画面から検索した場合と同じ仕組みに近づくと説明しています。
ユーザーにとって何が変わる?
一番分かりやすい変化は、ファイル名を覚えているのに保存場所が分からないときです。ドキュメント、ダウンロード、複数の作業フォルダーなどを横断して探す場面で、検索結果が出るまでの待ち時間が短くなることが期待されます。
Windows Searchのインデックスは、ファイル名や一部の内容などをあらかじめ整理しておき、検索時にすべてのストレージを一から走査する負担を減らす仕組みです。そのため、対象ファイルが適切にインデックスされている環境ほど今回の変更の効果を感じやすいと考えられます。
まだ一般提供ではない点に注意
今回の高速化は、9月11日に案内されたWindows 11 Insider PreviewのうちExperimentalチャネルで試されている機能です。通常のWindows 11利用者へすぐ配信されるわけではなく、Microsoftは一般提供の時期を現時点では明らかにしていません。
Insider向け機能は、テスト結果によって仕様が変わったり、正式版への導入時期が調整されたりする場合があります。そのため、現時点では「Windows 11の正式版で検索が高速化した」と考えるのではなく、Microsoftが今後のエクスプローラー改善として検証を始めた段階と見るのが正確です。
KX3視点:派手ではないが、毎日効く改善
AI機能や新しいUIのような目立つアップデートではありませんが、ファイル検索はPCを使うたびに触れる基礎機能です。写真、開発ファイル、ダウンロードした資料などが増えてくるほど、「どこに保存したか分からない」時間は積み重なります。
KX3では、こうした毎日の待ち時間を直接減らす改善は、派手な新機能以上に実用性が高いと見ています。特にノートPCや大量のファイルを扱う開発・制作環境では、PC全体検索が安定して速くなるだけでも使い勝手はかなり変わります。
同時にコンテキストメニューも調整
同じExperimentalチャネルでは、右クリック時のコンテキストメニューについても改善が進められています。カスタマイズ機能を案内する初回向けのヒント表示が追加されるほか、コンテキストメニューのカスタマイズ項目そのものを設定から非表示にできるようになります。
Microsoftはここ数カ月、エクスプローラーや右クリックメニューの整理を継続しており、今回の検索高速化もその流れの一つです。正式版への展開が決まれば、Windows 11の日常操作を底上げする変更になりそうです。
出典:Microsoft Windows Insider Blog「Announcing new builds for 11 September 2026」。2026年9月13日時点の情報です。
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